ゆったり1億円構築ラボ

3人の息子を持つおっさんです!転職経験ありの普通のサラリーマンです。子供たちと楽しく暮らして、60歳までに1億円を作り上げるぞ!とプランを考えてます。

転職のすすめ

転職をして早10か月。

今の会社の同じ部署の人にも「まだ1年たってないのにずっと昔からいるみたいだよねっ」って言われます。

「本当ですか??」と笑って返しますが、

転職してから、いかにすんなり溶け込めるかに一番注意を払ってきたつもりです。

 

さて私自身の話ですが、転職することで得たもの。

それは時間です。子供たちと一緒に夕食を共にする時間、子どもたちと一緒にお風呂に入る時間、概ねフルに取れる有休。そういう時間資産を大切にしたくて転職をしました。そして、実際に転職をして得ることができた。

 

逆に転職することで失ったもの。

自分の過去の肩書や高い給与水準。肩書はなくなっても特に気にならないが、給与が下がったのは大きい。何に対して大きいかというと、精神的な負担ですね。

私の場合は息子3人いて、家族も養っていかないといけないと考えると今の給与水準では厳しいなぁと考えてしまいます。

 

最近の転職者は転職後の給与は上がる傾向にあると新聞に載ってました。

でも、本当に転職して給与が上がる人はよほどの実績が伴っていた人に限定されると考えたほうがいいですね。

よほどの実績なく転職時に給与水準が上がった人でも、転職後の企業に従前の給与水準は知られているわけです。転職後のあなたのポジションは即戦力として早期にその能力が求められてきます。もし転職後の企業が求めていたパフォーマンスが出せなかった場合、翌年の評価が下がることはあり得ます。

問題はこれです。

入社時点ではなく、その次の評価時点が転職後の企業でのあなたの位置づけを決定づけてしまう可能性があります。だから転職した時の給与水準が上がったからと言って喜んでもいられない。

私は給与水準が下がりました。

会社からは現行の水準でもいいんだけど、評価制度があるので、その評価に準じて対応していただきたいと言われ、了解しました。

11月に転職して3月時点の評価はA評価をもらってます。自分の計画では来年の3月に管理職に昇進の計画です(決めるのは会社ですが・・)。

給与水準の下げがずっと続くのはリスクですが、給与が上がる見込みが見出しやすい組織であれば、長期的な人生や仕事プランが立てやすい。

 

さて、給与が一時的に下がっても転職に挑戦することは、やはりお奨めです。特に30歳から40歳くらいの方ちょうどよいと思います。

 

転職は人生において自分の生き方とも直結する重大事項です。

漫然と今の仕事を続けるよりも新しい自分と向き合って生きていくこともいいと思います。

自分自身の強みと弱みを棚卸する機会にもなります。棚卸することで自分のできること、できないこともわかります。

棚卸はとても重要だと思います。仮に企業で定年まで働いたあと、あなたはどうしますか?

現在40歳代の人でおそらくリタイヤして年金で暮らしますという人は、老後破綻リスクがあるかもしれません。

5年、10年後に自分自身の力で花開く自分の強みがあれば、企業に頼らずとも生きることができる可能性も出てきます。その意味でも今の自分の強みを活かしていく必要があります。

 

また重大な決断をする、つまり覚悟を決めることも大切なことかもしれません。

人間のからだは一つですから、転職を考える場合の未来は、転職後の企業か、今の勤めている企業かのいずれしか選べません。

あの時、こっちにしておけばよかったという後悔はつきものかもしれません。

でもそれは得てして得ていないほうの利益のほうが大きく見えるだけで、選択を誤ったわけではないと思います。

私も時間かお金かを考えた時、時間を取りました。過去の高い給与はよかったなぁと思うことはありますが、もし従前いた企業に今在籍していたとしてその高い給与水準が維持できていたかどうかは分かりません。給与を上げたければ今の会社に受け入れてもらえる努力をするか、着実に出世できる会社に転職すればいい。後ろを見ずに前だけ見て歩く癖がつく、要するに覚悟を決めて、前向きな人間に変われる可能性が高くなります。

 

あなたを必要としている企業や組織はものすごくたくさんあります。その企業の中で、自分の雰囲気にマッチした企業で、自分の仕事の成果に「ありがとう」を言ってもらえる企業があれば、挑戦してみるのもいいかもしれませんよ。