鼻毛の鼻吸い器
みなさん、こんにちは!fumarioです。
我が家ネタで恐縮ですが来週は長男と次男のバースデーウィークなんです!!
3日違いで、長男が11歳、次男が8歳になります。
時間が経つのは本当に早いものですね。
長男も次男もちょっと前まで赤ちゃんだったと思ったのに、どデカいんですよ。
特に次男は小さくて生まれた時は3㎏なかったのに、7歳の今では38㎏の貫禄です。
それでも普通に、「パパぁ、肩車してよ~」と子どもっぽく言ってきます。
可愛いですが、それやったら、パパは死んでしまいますから・・。
そんなことではなくて今日は誕生日前に色々と掃除していたら、次男が赤ちゃんの頃に使っていた「鼻吸い器」が出てきました。
懐かしいので今日はその想い出話しを聞いてください。
次男が赤ちゃんの時から、私に似て鼻の穴がデカくて、おそらく雑菌まで吸い込んでしまうんでしょうね、いつも鼻水を垂らしてました。
鼻水をティッシュで取っていたんですが、鼻頭が赤くなりかわいそうだったので、当時我が家のパートナー西松屋で、某赤ちゃん用品メーカーの鼻吸い器を購入しました。
「これで次男の鼻水も楽になる!」、はやる気持ちから、さっと手に取ってレジを済ませ、急いで帰りました。
家に着いてパッケージを取り出しました。当時はとりあえず安いのを購入したので口で吸い取る単純な構造のものです。
パッケージを開ける前に裏面の使用方法を読んで使い方を理解、さて本体を取り出そうと表面を見ると、鼻吸い器の中に何か入っているのが見えます。
「うん?」
よく見ると、毛が鼻吸い器の本体に入ってます。
その毛の状態から・・・
「うわぁ、、鼻吸い器に鼻毛が入っっとるぅ!!!」
まさかの事態に、私も鼻水が出そうになりました。
さっそく某メーカーのお客様窓口に電話
「もしもし、お客様センターですか」
「はい、今日はどのようなご用件でしょうか。」
「今日、御社の鼻吸い器を購入したんですが・・、」
「はい、ご購入いただきありがとうございます」
「えぇーっと、買った鼻吸い器に、鼻毛が入ってたんです」
「えっ?!・・えぇっと、・・復唱させていただきます、鼻を吸う器具に鼻毛ですか?」
相手は少し混乱気味。でも、その反応、わからんでもないよ。
「そうですね。」
「少々お待ちください」
そう言って保留音が流れ、しばらくすると
「お待たせいたしました。ではこちらに同封いただくことは可能でしょうか」
(それ言うのはなんとなく分かってたよ、保留にして何を聞きにいったんかな??)
「あ、はい、わかりました」
その後、指定された宛先に未開封商品を送付しました。
・・2週間後
某メーカーから宅配が届きました。鼻吸い器の割には大きな箱だと思って開けてみると、購入した商品の代替商品とその他にも数点赤ちゃん用グッズが入ってました。
「こんなつもりないのに・・」と申し訳なく、中を見ると、一通の手紙が入っているのを見つけました。
某メーカーの品質保証部からです。
”この度は、弊社製品によりお客様に不愉快な思いをさせてしまい申し訳ございません。
ご指摘いただいた内容と、その原因、そして再発防止策についてご報告いたします”
と記載されてます。
こんなのは初めてだったので、じっくりと読んでしまいました。
ご指摘いただいた内容
”お客様よりご指摘いただきました、鼻吸い器に鼻毛が混入していたとのことですが、弊社で確認しましたところ、鼻毛ではなく、まつ毛であると断定いたしました”
えぇー!、ろ、論点そこなの?!
まぁ、確かに鼻毛かまつ毛かも大事ですが、まず製造工程で入ったということは認めたということでいいですか。
ついでに鼻毛とまつ毛の違いをどうやって見分けたのか教えてくれっ!!!
”製造ロットから確認しましたところ、製造担当として女性3名で担当しておりました。”
この情報は、女性のまつ毛だから悪い成分ではないって言いたいのか??
原因
”製造ラインには3名の従業員が作業を行っており、箱詰めを行っておりました。衛生管理上、製造ラインに入る時にはエアーで全身のホコリを取り、そして吸着ローラーで全身の微細なごみを取ります。さらにはヘアキャップとマスク、ゴーグルの着用を義務付けてます。”
仮にそうであれば、まつ毛は落ちんでしょ。
”そのため、現時点で混入ルートは不明です。”
まぁ、わからなくても仕方ないですよ。休憩するときに外してどっかにまつ毛がくっついてたかもしれませんからね。
再発防止策
”再発防止策については原因が特定できませんでしたので、なお、お客様の元で生じました事案について過去に例もなく、次善策として対応させていただくことをご報告いたします。”
私も聞いたことがありませんし、鼻毛らしきものが何度も鼻吸い器に入っていることがあっては困ります。次善策で結構ですよ。
”作業者に今回の事案を理解させ、衛生管理の重要性の現場教育を実施し、問題の事案が生じないようにいたします”
”ラインの作業者の後方からのブローの風量を強め、まつ毛が入らないよう実施いたしました。”
結局、まつ毛などの毛をブローで飛ばす作戦で鼻吸い器はいいですが、鼻吸い器ラインのいろんな毛が違う商品ラインに飛んでしまわないか、心配です。
鼻吸い器を見ながらいろんなことを思いだしました。残念ながら品質保証部からの手紙をどこにファイルしてしまったか記憶にありません。また某メーカーの製造ラインが意外に昭和なんだという点について、ちょっと驚いた記憶があります。
そんな次男ですが、皆さんのおかげで次男はむくむくと元気に成長し、もうすぐ8歳になります。
時間が経つのって早いですね。