IPO組を狙う! SPRIX(7030)
いつもありがとうございます!
先日、お奨めのロジザード、いい具合に上がってきました!
もう少し放置ですね。今期7月期の決算は予想以上に良さそうと前評判が高いですから。上がるか下がるかドキドキしますが、成長性を見たら、何となくあなりそうな予感です。
さて上がりそうと言えば、本日も最近のIPO組のSPRIXを取り上げたいと思います。
まずは本日の株価をチェックしてみましょう。
本日の株価は134円安の2961円ですね。4%近く下げました。
なんかあったのかなとニュースを探しましたがめぼしいものと言ったら、
野村證券がオーバーアロットメント分も第三者割当に応じるというニュースくらいです。このことで下げたのなら、なんとなく長期的には買いかもしれません。
オーバーアロットメントってなんだ??
さて、IPOをするときには聞きなれない言葉が多く出てきます。
その中で株式数に影響する者としてオーバーアロットメントがあります。
オーバーアロットメントとは、投資家が多数買いたい場合に、公募株式数では少ないので追加的に売出をする、その株式を売り出すことのようです。
このオーバーアロットメント分の株はいったいどこから提供されているかというと、オーナーさんですね。オーナーさんから株を証券会社が借りて、それを投資家に売り出しているんですね。
となるといつかは買い戻してオーナーさんに返さないといけないんです。
返し方は2つの方法があります。
市場で株式を買い戻してオーナーに返す、
もしくは第三者割当などで株式を調達してオーナーに返す。
前者は基準価格よりも低い場合、後者は基準価格よりも高い場合に利用されます。いずれにしても基準価格からブレた部分が証券会社の収入となります。
さて、SPRIXの場合はどうだったのでしょう。
412,500株の公募売出に対して、主幹事の野村が引き受けたオーバーアロットメント分829,800株ありました。これらの株については満員御礼、829千株についても投資家の方々の手に渡ってます。
SPRIXの本日のリリースはオーバーアロットメント分については、第三者割当で対応するらしいです。追加で829千株会社から発行してもらい、オーナーに返すということですね。
オーナーに返却された分については、おそらく売却されることはないでしょう。
そうすると株式数が増加したとしても、一株利益の減少はそれほど重要な要因にもならないと思います。一番気になるのは成長性として売上がどのように推移するかですね。
ちなみにSPRIXはいったい何の事業を行っているかというと、教育をITで行う事業、教育の個別指導、学習教材、ダンススクールです。少子高齢化かもしれませんが、子どもは日本にもたくさんいます。
教育に関する事業はAI化が進む世界では高額化していくことが目に見えてますし、差別化できる教育機関は重要がなくなることはありません。むしろ集中します。
しかも学習塾経営は通常前受けビジネスですから、資金繰りに困ることにはなりにくく、ビジネスとしても最高です。
今期の業績は、2018年9月期見込は 売上高103億円、営業利益23億円です。個人的には素晴らしい内容だと思うんです。
浮動株もそれほど多くないはずなので、
業績の上方修正などでサプライズがあれば、一気には値上がる可能性大ですね。
でも願わくばもう少し安く買いたい!
もうちょっと落っこちてこーい!
とりあえず、明日検討ですね。