死にそうな金魚を助けられます！
我が家の金魚はちょっとアップ過ぎてグロいですが、満8歳になります。
長男が10歳、次男が7歳、三男が4歳で、なんと次男よりも長く生きているんです。
まさかここまで長生きをするとは思ってませんでした。
というのも、昔から金魚すくいをして持って帰ってきた金魚を家で飼っても、
すぐに死んでしまいました。
でもおそらく、今の飼い方はかなりいい飼い方かもしれません。
きのう写真を撮りましたが、病気になってました。そして昨日のうちに対処して、本日は元気に泳いでます！
ということで今日は金魚の飼い方について書いてみます。
まずは今の水槽などハード面から見ていきましょう。
我が家では以下のグッズで金魚を飼ってます。餌用の金魚だったので、当初は5匹くらいを同じ水槽で飼ってましたが、最後に残った1匹を今、飼ってます。
◎水槽 ・・縦約20センチ×横約16センチ×高さ約30センチ（約10リットル）
おそらく標準サイズの水槽でガラスでできてます。
◎水槽２・・水替え用の金魚避難水槽
◎バケツ・・100円ショップに売っている小さめのバケツで大丈夫です。水替え用で
す。
◎網 ・・ペットショップに売っているミニ網です
◎中和剤・・水道水のカルキを中和する溶剤。コーナンのオリジナルの水色のやつを
使ってます（約400円弱だったと思います）
◎エサ ・・ペットショップで売っている安い系のやつです（200円~300円くらい）
◎薬 ・・メチレンブルー
◎その他・・天然塩（しお）
金魚を救えるのはあなただけです。
さて金魚は死んでしまうのほぼすべて水質悪化によるものと思います。
金魚が病気になると何らかの異常が金魚のからだに現れます。そして、おそらくその病原菌が水質をさらに悪化させ、金魚の体力を奪っていくというスパイラルに陥るんでしょう。
金魚の体調には水温も関係します。水温が高いと金魚も夏バテみたいな状態になります。また菌類も活発化するので、結果的に水質が悪化します。
ということで水質の悪化を防ぐことが重要となります。
金魚は病気になると以下の症状が出てくると思います。
●目が白くなる。
●水槽の底でじっとして、動かなくなる。
●背びれを畳む。
●ひれを中心に白い膜のようなものが出てくる。
金魚の病気は一目でわかります。いつもと様子が違うなと思ったら、じっと金魚を見て上記の症状が出ていないか確認してください。特に目が白いとか、体に白い膜が出ている場合にはなるべく早めに対応しましょう。白い膜は「白点病」という病気の可能性が高く、エラをやられてしまうと呼吸ができなくなり死んでしまします。
これらの症状が出ていたら水質の悪化があると思われますので、水槽の水を変えましょう。
ステップ１（金魚チェック）
まずは金魚のいる水槽（メイン）から水を違う水槽（サブ）に入れ、金魚を移動させましょう。
金魚の状態を見て、以下のことを実施します。
①金魚のからだに白い膜が付着している。
この場合には、サブの水槽内で金魚のからだを静かに擦ってあげます。目に白い膜がある場合は目も優しく洗ってあげましょう。
そうすると、サブ水槽に白いゴミのようなものが取れると思います。
おそらくそれは病原体ですので、とりあえず網ですくってキレイにしておきましょう。
②金魚のエラに白い膜が付着している。
軽く付着している程度なら、水槽の水面ギリギリで、金魚を手に載せ、優しく爪楊枝で白い膜を取り除いであげましょう。くれぐれもエラを傷つけないように時間をかけても優しくやりましょう。そして体にも付着していたら①を実行します。
ステップ２（水づくり）
メイン水槽を洗いましょう。私は食器洗い用の洗剤で洗います。とにかく水質の悪化により菌類も繁殖している可能性が高いので、水槽は念入りに洗います。洗剤は丁寧に洗い流してくださいね。
そして菌類を寄せ付けないようにするために、常時塩浴状態にします。
金魚は塩水でも死にません。でも病原菌は塩水で死にます。そこで病原菌だけ死滅濃度の塩水で金魚を飼います。
この濃度は0.5％とされてます。私はいつも0.51％にしてます。
メイン水槽は10リットルですから、51グラムの天然塩をメイン水槽にいれてます。
水は水道水をミニバケツに入れ、中和剤を入れます。面倒ですのでバケツ一杯に対してだいたいキャップ1杯入れてます。中和した水を、天然塩を入れたメイン水槽にそそぎます。10リットル水を入れると目一杯です。
10リットル入れたら、かき混ぜて、メチレンブルーを7滴ほど入れます。
この段階で、鮮やかなブルーになってます。
ステップ３（移動）
金魚をメイン水槽に戻しましょう初めて塩水に入る金魚は口をパクパクと苦しそうにしますが、そのうち収まります。
塩水でずっと飼っている金魚はそれほど大きな反応はありません。
水替えをした日にはエサはやめておきましょう。
これで完了です！
翌朝、元気だったら問題なし。元気がなかったらもう一度、水を入れ替えてあげましょう。
これであなたも金魚マスターですよ！！！
