カブトムシ、育成しようぜっ!
昨年の秋にカブトムシの幼虫2匹をもらい、今年の5月に無事さなぎから2匹とも孵化しました。なんとオスとメスです。
そのカブトムシたちから、6月中旬に入ってわんさと卵が産みつけられてました。
子どもたちが「白い粒がある」と大騒ぎで、さっそく別の容器を用意して、クヌギマットを敷き詰めて毎日、霧吹きだけやるって放置。
さて7月に入って軽く土を柔らかくしようと少し掘り返してみると、なんとわんさか幼虫が出てきました。
しかもだいぶ大きくなってます。去年の秋もカブトムシの幼虫にはクヌギマットをだいぶ湿らせて入れて、フン掃除は2週間に一度のペースでしてなんとか完全変態までたどり着きました。今年も同じようにすればいいんでしょうが、卵の数が半端ない!
数えただけでも30個ほどあります。
うーん、衣装ケース一個でも足りないかもしれません。衣装ケースに結構めいっぱい土を補充するとそれはそれでコストはかかりますし、かつ土を幼虫が食べるので、減った分を追加しないといけません。
これは厄介ですし、来年はいったいどうなるのか、少し心配になってきました。カブトムシの個体数が大変な数になる可能性があります。
一応計算してみましょうか。
今年 1ペア →30個卵産卵
来年 15ペア →15*30=450個産卵
再来年225ペア →225*30=6750個産卵・・・
ちょっと家で飼える規模感ではありませんね。
ここは誰かにあげるべき、ないしはリリースするかですね。
(ちなみに海外産のカブトムシではないので、逃がしても大丈夫です)。
カブトムシは思った以上に飼いやすいです。
幼虫
適度な湿度と幼虫の場合は多分に湿らせたクヌギマットと定期的なフン掃除をすれば、
さなぎになります。幼虫の成長度にもよりますが、最後のほうはコーヒー豆に似た粒が土の中に見当たります。それはフンですので、割りばしでとります。
クヌギマットはふとんですので柔らかいのに越したことはありません。フンを取り除いたら、減った分の土を補充してジメジメになるくらい霧吹きします。雑菌に弱いのでなるべく直接手で触るのは避けましょう(私は優しく割りばしでつかんでました)。
さなぎ前
さなぎになる前は意外と神経を使ったほうがいいかもしれません。
我が家のオスのカブトムシは角が曲がってます。さなぎになる部屋、いわゆる蛹室は容器に縦に向かって作られるのが理想ですが、我が家のは横向きになってました。
これが最大のミスです。蛹室を作る前、少し動きが鈍くなるように思います。それがさなぎになるサインだったのに完全に見落としてました。さなぎになりそうなタイミングをちゃんと見てあげれなかったため、フン掃除をしてしまったんですね。
その翌日には白い幼虫だったのが、褐色の蛹に変わってました。
この時期にも土の豹変が乾かない程度に霧吹きをしてました。
孵化時期
我が家のカブトムシは2匹とも5月24日に出てきました。蛹室を作ってからは、土を掘り起こすのは厳禁ですが、カブトムシとなって地上に出てくる空間のスペースが必要になります。そのため、少し土を出して空間部分を作って準備しておきます。
毎日眺めていると動きがあるので、さなぎから孵る決定的瞬間を子どもと見ることができると思います。
カブトムシ、キターーー!!( ;∀;)
カブトムシの土ですが、幼虫のクヌギマットでも大丈夫だと思いますが、
我が家は新しいマットに取り替えました。
霧吹きで水分を十分に土とカブトムシの体にも吹きかけてあげましょう。
孵化した当初はゼリーを全く食べなかったように思います。おそらく体内に栄養分を蓄えているのかもと、勝手に思ってました。
1週間くらいゼリーを毎日交換したら(カビが生えるので)、
そのうちゼリーが空になるようになり、その日から毎日ものすごく食欲旺盛になります。
カブトムシはオスメス一緒に入れておくとだいたい卵を産みます。
そして生んだ卵は別の容器に移しましょう。
当ラボの研究成果です!