ゆったり1億円構築ラボ

3人の息子を持つおっさんです!転職経験ありの普通のサラリーマンです。子供たちと楽しく暮らして、60歳までに1億円を作り上げるぞ!とプランを考えてます。

スマートアグリ・ソリューション

今日は朝早くに東京のビックサイトに移動して、スマートアグリ・ソリューション展を見てきました。

施設園芸に係る最新の状況を知る絶好の機会となりました。

 

まず驚いたのが液肥だけで野菜が大きく育つことですね。茎は直径2センチはあったと思います。しかも水耕栽培です。おそらく施設園芸としてハウスで実験的に育てていたものをも¥移管してきたのだと思うのですが、とにかくその技術がすごい。

私もマンションのベランダで農業をやってる口なのですが、レベルの違いに愕然としました。

先の例で出てきた茎の太さも違いすぎますが、そもそものやり方が間違っていたんだということもよく分かりました。

 

分かったこと

 

自分なりにスマートアグリで見たことと、自分の水耕栽培の違いをまとめてみました。

 

①藻の対策

スマートアグリでは、藻の対策が徹底してされていたと思います。当然に研究された成果として、今の形に落ち着いたと思うのですが、やり方が全く違ってました。

液肥はなるべく露出させない状態で蓋がされており、蓋にはアルミのフィルムがはられていました。そしての一部をくりぬいた状態で、そこから種苗の茎が出ている状態です。おそらくこれは藻の発生を防ぐものだと思いました。

私が自宅で実施しているのは、液肥を入れる容器にアルミのフィルムを貼り、そこに液肥を流し込んでいる雑なものですから、藻の発生が止められずにいました。アルミの反射で藻の発生が防げるものだと思ってましたが、間違ってますね。

藻が発生すると、一気に広がります。そして藻が育てている種苗の大事な栄養源を奪っていき、結局うまく育たない結果になります。

 

②育てる機材

正直驚きました。外枠はアルミのフレームですが、上段に糸を巻いたフックのようなものが取り付けてあり、下に向かって糸を伸ばしていくんですね。そしてその糸に種苗を固定しながら上に向かって育てるんです。

糸と種苗の固定方法も、なるほどと思いましたが、洗濯ばさみで軽く止めてありました。

水耕栽培は低コストで実現することに意味があります。この糸を上から下に伸ばして育てる方法はとても参考になります。

 

液肥の違い

おそらく一番大きな相違点ではないかと思います。私はハイポネックスの安い液肥を使用しているのですが、スマートアグリの液肥は高いとは言いませんが、成分的に安定した要素、ないしは品目ごとに整った成分が含まれているのだと思います。

私は自分で水耕栽培を始めてみて、茎の細さに、土で育てる露地栽培には勝つことができないのだと正直挫折気味になってました。

しかし今日のスマートアグリにあった農作物は土がない、根が直接液肥に入っている状態で茎が2センチくらいあるトマトやキュウリを目の当たりにし、やっぱり液肥でも十分に育てることができると確信しました。

ただ、それには適切な液肥を使用する必要があるということでしょう。

 

まとめ

農業はこれからの時代、土がなくてもできる、すなわちマンションなんかでも手軽にできるものに変わっていくでしょう。

そのためには安く、きれいに、簡単に、できることが求められます。

今はまだ実験段階ですが、まずは葉物を水耕栽培で大きく育てて、方法論を確立したいと思います。

実証結果は随時公開するようにします。