資格の学校 TAC(4319)
毎日暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は有休で、子どもたちと「インクレディブル・ファミリー」を観てきました!
内容的には前作の続きという設定です。
とても面白く、ディズニーフアンでなくとも楽しめる内容で、子供も楽しめます。
是非、家族で見るのをお奨めします。
さて、今日も決算発表が多く、急落の銘柄が多くあります。
本日取り上げるのは資格の学校TAC(4319)です。
まずは株価を確認しておきましょう。
本日の終値、前日比42円安 281円です。2017年11月以来の水準のようです。
業績はQ1の業績が前年同期に比較してマイナスだったのが影響したようです。
2019年3月期Q1 売上高56億円 営業利益5.6億円
2018年3月期Q1 売上高57奥円 営業利益7.1億円
ビジネスの内容は、会計士、税理士などの個人教育事業がメインとしてます。
この事業のノウハウはとても充実してます。おそらく利用した方はご存知だと思いますが、合格を最短で目指すカリキュラムとなってます。早稲田セミナーの司法試験対策もそれなりに評判ですが、やはり会計人材の育成がメインですね。
もともと「TAC」は「東京アカウンティングセンター」の略ですから、前身は会計の教育機関でした。
そして、そのノウハウから派生して、法人研修、出版事業、会計人材事業などを展開して、規模も花開いてます。
今回のQ1では個人教育事業が低調だったことによりますが、会計士の場合は、5月に短答式、8月に論文式、試験結果は10月です。Q2期間中に次年度の勉強をどうするか決めることになります。辞めるか続行するかで受講生も変わります。また、新卒が売り手市場か買い手市場かでも受講生が変動します。その意味で個人教育事業は、少なくとも変動するものだと思います。その中で新しい分野に多角化し、収益的にも変動を抑え、安定化できる状況に来ていると考えられます。
そして教育関係の事業では通常、授業料を前受金で受領しますので、キャッシュフロー的にも安定経営しやすい傾向にあると思います。この資金を他の事業にも利用できるのは大きいでしょう。
年度のEPS予想29円、PERも10倍以下、時価総額60億未満。配当金は8円予想(2.8%)。割安感半端ないんじゃないですか??
Q1の結果だけを踏まえて売られる理由はさほどなく、むしろ悲観して急落した展開は、チャンスにも見えます。
ここらへんでチャンスを生かしてみます!